店長南澤の【今月のQ&A】
Vol.12 職人さんのこと
A:一言で職人さんと申し上げてもお財布など小物の職人さん、バッグの職人さん、靴の職人さんとそれぞれ異なります。そしてまたそれぞれの中で牛革専門、クロコなどエキゾチックレザー専門、或いは両方できる人など、さまざまです。
更にお一人で最初から最後まで作る人、工場として生産ラインがあり、分担作業で作る場合など(靴工場などはこの場合が多いですが)様々なのです。
通販の製品のようにある一定の期間にある程度の数量を作らなければならないケースなどは、正に工場ラインが向いているかと思います。
反対に私たちのようにクロコ専門、そして一つ一つ時間をかけて丁寧に製作するような場合は、反対に一人の職人さんがじっくり最初から最後まで製作するということになりますね。
私たちGAUDIEの製品作りに携わって頂いている職人さんの中で、お財布作りをお願いている「比留間さん」「小川さん」についてご説明したいと思います。
お二人ともに共通することとして、そもそもクロコダイル革を中心としたエキゾチックレザー製品作りを専門に手掛ける家業であること。幼い頃から間近で革、そして作りに接し、知らないうちに革のこと、製品作りのポイントを肌で感じながら成長していかれたのです。
そんなサラブレットだからこそ、本来あるべきクロコダイル製品のあるべき姿、本質を頑なまでに守りとおしているのです。それは決局お使いになるお客様のことを考えてのことであるからこそ、私たちも安心して大切な革をお預けできるのです。
今の世の中、本当の意味での専門家が少なくなり、何でも屋さんばかり増えてきておりますが、私たちGAUDIEはお陰さまで本当の専門家に支えられてクロコダイル製品づくりの王道を歩んでいけるのです。