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店長南澤の【今月のQ&A】

Vol.9 「切り目」と「ヘリ返し」

⇒目次

Q:お財布の「切り目」と「ヘリ返し」どちらがいいでしょうか?

お財布のご購入をお考えの方々から必ずと言ってもいいくらい聞かれる質問ですが、それぞれの特性が異なり、それぞれの良さがあるものです。

A:私たちGAUDIEのお財布でも「切り目」と「ヘリ返し」2つの異なる製品が存在します。またそれはそれぞれ異なる作り手(職人さん)によって製作されております。価格の違いは製法の違いというよりもクロコダイル革の種類や使用枚数によって決まっておりますが、テーマが違いますので、ここでは割愛させて頂きます。

それそれの製法の代表的な製品と致しましては:

■「切り目」タイプ
無双長財布(切り目)[HI1300]
無双長財布(切り目)笹マチバージョン[HI1300-S]
■「ヘリ返し」タイプ
クロコダイルロングウォレット10枚カード[M0702]
クロコダイルロングウォレット10枚カード(無双)[M0702M]

まず見栄えの点から簡単に申し上げますと、薄くスッキリした仕上がりの「切り目」に対して、ある程度しっかりした安心感がある「ヘリ返し」ということになりますが、「ヘリ返し」は字のごとくへりを折り返していますので、「無双」の場合よりも内側を牛にした場合に端にちょっと覗くクロコがオシャレに感じたりするものです。

グレージンググレーのへり返し

よくお客様から耐久性という観点からどちらがいいでしょうか?とご質問を受けますが、私からいつも申し上げるのは、「どちらでも大切にお使い頂ければ同じですよ」と。

「大切にお使い頂く」とは具体的にどのようなことを言うのかですが、例えば「ヘリ返し」の場合、もっともわかりやすく悪い例と致しまして、お尻のポケットに常にお入れになり、出し入れすることによって常にヘリ返し部分が強く擦れ合うことにより、その摩擦でヘリ返し箇所が捲れたり、切れたりしやすくなります。出来れば上着のポケット或いはバックにお入れ頂くことをお薦めしたいと思います。そもそもお金を入れる大事なお財布をお尻に入れるということ自体、あまり良いことではないですね。

次に「切り目」ですが、別名「磨き」とも言われる「切り目」製法は、より薄くしたコバ(切断面)に磨きをかけ、着色をしているので長年使用することによって所々色が剥げてくるという状況が発生します。こちらも「大切にご使用頂く」つまりご使用中に極力、コバ(切断面)が他のものに触れないようにすることによって色が剥げてくるという現象を回避することが出来るのです。

無双長財布コバ(切断面)
ロウウエッヂウォレットの見事なカード段断面
⇒クロコカーフコンビネーションロウエッヂウォレット[0115KA01]

そうは言っても不可抗力によって起きてしまった場合に、その状態によって処置が異なるため一概には申し上げられませんが、上記「切り目」の色剥げの場合は再度磨き直し着色することによって元通りとは行かないまでもかなり修復させることが出来ます。

⇒GAUDIEクロコダイル製品補修(仕上げ直し、クリーニング)サービス

「切り目」と「ヘリ返し」それぞれの特徴、良さを理解して頂いた上でいつまでも大事にお使い頂ければ甲乙つけがたい存在になるものだと思います。せっかくのクロコダイル製のお財布なのですから。

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