クロコダイルレザーショップ ガウディ店長・南澤健一が語る
【本物のクロコダイル革財布の選び方・楽しみ方】

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ガウディはクロコダイル革(ワニ革)最大手の輸入元を親会社に持つクロコダイル製品の専門店。日本屈指の職人が“本物基準”で手づくりします。​

(1)本物のクロコダイル革の魅力とは

自然が生み出したオンリーワンの美しさ

他の素材にはないクロコダイル革の一番の特徴は、大自然の中で育まれたその個性豊かな表情にあります。1枚として同じ柄のない唯一無二な存在。本物のクロコダイル革がオンリーワンの素材と言われる理由です。長い年月を経て育まれてきた独特な表情は人々に豊かさと活力を与え、古くより高級素材の代表としての地位を築き上げてきました。​

今では世界の有名ブランドにも革を供給し、日本一のクロコダイル革専門商社「堀内貿易」のグループとして30年近くクロコダイル革製品製造を手掛けてきた私たちガウディは、クロコダイル革の魅力をどこよりも知り尽くし、その魅力をお伝えし続ける使命があると考えています。​

今回そんな個性豊かな表情を生み出すクロコダイル革の魅力として欠かせない重要な要素についてそれぞれ解説していきたいと思います。​

個性豊かな表情を映し出す「腑柄」

クロコダイル革の個性豊かな表情を作り出すのに欠かせない要素が「谷」の存在です。「谷」と呼ばれる窪みの存在で腑柄にスポットライトをあてられ腑柄を更に浮かび上げるような絶妙な立体感とさらなる奥深さを感じさせています。​

腑柄はラージクロコダイル、スモールクロコダイル、ナイルワニ、シャムワニなど種類によって異なり、それぞれ特徴や良さがあります。その中でも「皮革の宝石」と呼ばれるほど細かくて美しいスモールクロコダイルは四角い「竹腑」と丸くて細かい「丸腑(玉腑)」が絶妙に配置されていて竹腑から丸腑への流れるような腑柄は言葉で表現できないほどの自然美を感じることができます。また本物からでしか感じ得ない腑柄の手触り感はたくさんの方々に活力を感じてもらえるほど不思議な力が宿っています。

育て上げていく楽しみを味わう「経年変化」

クロコダイル革製品は仕上がり時の完成度や高級感以上に使い込んでいくことによって起こる経年変化の醍醐味を忘れることができません。​

経年変化を語るには「人生の友として大切に育てる気持ち」がとても重要です。つまり適切な保管方法と使用頻度に合わせた適度なお手入れは欠かせません。​

クロコダイル革も人間の皮膚同様、風通しの悪い密閉された空間に長時間おいておくことで、それだけで自然に革が劣化していきます。せっかくのクロコダイル革財布、できれば日常的にお使い頂きたいものですが、やむを得ず保管されるような場合でも日陰で空気に触れさせることや適度なお手入れが必要になります。​

その上でクロコダイル革の経年変化はお使いになる方のお気持ち一つで様々に変化していきます。このように使用しながら自分ならではのお財布に育て上げていく楽しみを味わえることが、クロコダイル革の最大の魅力になっています。

私たちガウディは経年変化を存分にお楽しみ頂けるように色選びには起こりうる経年変化について丁寧に説明させて頂き合わせて適切な保管方法、また専用のお手入れクリームも開発しお手入れ方法の実演やお困りの方々に向けては補修サービスで少しでも長く製品をご愛用頂けるような体制で販売させて頂いております。

■マット仕上げ
マット仕上げは別名「オイル仕上げ」とも言われ、使い込むほどに油分が革に浸透することで適度なお手入れとともに革の表情にさらなる奥深さと自然な光沢感を醸し出します。そして紺は濃紺に茶は濃茶になどまるでヨーロッパのアンティーク家具のような奥行きのある重厚感と気品溢れる色合いに変化していきます。 私自身がもう8年以上にわたり使い込んでいるマットネイビーの長財布などは適度なお手入れを欠かさないことで、本店サロンご来店のお客様に「すごくかっこいいですね」と言われるほど自慢のお財布として今も生活に欠かせないものとして大事に使用しています。
■グレージング仕上げ
グレージング仕上げは使い込むことで仕上がり時の光沢感こそ薄れていくものの使用することによって落ち着いたマットな状態に変化していく、その変化の樣は艶ありから落ち着いたマット調へととあたかもグレージング仕上げとマット仕上げ両方のメリットを享受できるような幅広い変化を堪能頂くことができます。 またお手入れを続けていくことで、マット仕上げ同様の奥深い重厚感と品のある色合いに変化していきます。
マット仕上げ
グレージング仕上げ

「部位」による腑柄の違いも魅力

クロコダイル革のもう一つの大きな魅力に部位による腑柄の違いがあります。あくまでもお腹がクロコダイル革製品の中心的存在であることは言うまでもありませんが、顎、お腹、尻っぽ(テール)と異なる部位にはそれぞれ異なる個性と魅力があります。​

あくまでマチなど付属パーツに使用するなどあまり重要視されていない脇役である尻っぽ(テール)部位であっても、その独特な形状の竹腑柄の財布は男らしい野性味と活力を感じさせます。そんな部位によって異なる腑柄の違いもクロコダイル革製財布ならではの魅力と言えます。

私たちガウディは日本で一番のクロコダイル革輸入量を誇る「堀内貿易」の関連企業としてクロコダイル革の魅力をすべて引き出すために製品の形状や機能に合わせて王道のお腹の「センターどり」から「横取り」また名刺入れ、キーケース、時計ベルトなどに柄の映える「顎」部位の採用そしてテール柄の魅力を最大限引き出した「テールシリーズ」までクロコダイル革の魅力を最大限活かしたアイテム作りを心がけています。

(2)本物のクロコダイル革財布の魅力とは

クロコダイル革財布の隠れた魔力

昔からワニは噛む力が強く一度噛みついたものを離さない動物と言われています。つまり入ってきたお金が出ていかないと考えられており、クロコダイル財布は金運が上がると言い伝えられています。そのため事業で独立したとか昇進したなど人生の節目にあたり運気を高めるためにまた自分へのご褒美としてクロコダイル財布を購入されるケースがとても多く見受けられます。​

また最近ではお世話になった大事な方への贈り物として選んだり、成功を収めた方が使われていた中古のクロコダイル革財布をあえて譲り受けたりなど、クロコダイル革に他の素材にはない神通力のように不思議な魔力があるのです。​

この章ではクロコダイル財布の正しい選び方や楽しみ方について具体的にご説明したいと思います。​

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「腑柄」の理想的な使い方

私たちの業界では、昔先輩たちから「センターどり」が一番価値があると教えられてきました。革の中央から左右に「竹腑から丸腑へ」と流れるような腑柄の移り変わりが最も美しい腑柄の使い方と考えられているからです。

さらに申し上げると、一例として、大きめの竹腑が好みのお客様の財布を製作するにあたり、職人さんから必ず「丸腑が入らないけどいいの?」と何度も念を押されます。つまりただ単に「センターどり」すれば価値があるというだけではなく竹腑と丸腑、両方バランスよく入っていることが重要になるからです。

このように私たちはクロコダイル財布をお求めになる全ての方々に見た目のお好みをお聞きしたり、例外的にモデルの形状面から「横取り」などの方が適している場合を除きクロコダイル革の魅力を最大限引き出せる理想的な「センターどり」についてその素晴らしさをご説明し、お薦めするように心がけています。それがクロコダイル革の魅力を知り尽くした私たちだからこそ伝承すべき腑柄の理想的な使い方だと考えています。

新たな魅力を引き出すよ仕上げ加工

クロコダイル財布に使用する革の仕上げは大別して2種類あります。「グレージング仕上げ」別名シャイニング仕上げと「マット仕上げ」別名オイル仕上げです。​

以下私たちの本店サロンにご来店されるお客様に必ずご説明していることですが見た目の高級感を最優先にお考えの場合は断然「グレージング仕上げ」使いながらじっくり育てることをお楽しみ頂けるのは「マット仕上げ」と言えます。​

伝統的にクロコダイル革の代名詞とも言えるのが「グレージング仕上げ」で年配のお客様はじめ根強いファンが存在します。​

思い起こすと「マット仕上げ」は私たちガウディブランドを立ち上げた頃から世に出始めた仕上げ方法なので比較的歴史は浅いですが、スーパーブランドをはじめ今ではクロコダイル財布の主流になっています。​

さらに私たちはマット仕上げを進化させた形で手染め工程を取り入れ人気カラー「ミッドナイトブルー」や「ブルームーン」「スターダストロゼ」などマット仕上げにグレージング仕上げの雰囲気を合わせもったような色を開発しマット仕上げで今までにないような魅力を引き出しています。​

このようにグレージング、マットという基本的な仕上げ以外にもクロコダイル革財布の新たな魅力を引き出すような試みを実現させています。​

ひろがるカラーバリエーション

グレージング仕上げの赤、ピンクなどに代表される鮮やかで発色性に富んだカラーは、主に女性用の財布などで多く採用されています。これらグレージング仕上げの色は、タンパク質バインダーを塗布し、メノウの石で磨き上げる方法ですが、透き通るような透明感と鮮やかな色合いがとてつもない高級感を感じさせ長年これぞ”クロコダイル”という地位を確立してきました。

現在日本の染色技術は世界でもトップレベルに位置し、関連会社「堀内貿易」ではスーパーブランドを中心に世界の主要マーケットに日本のグレージング仕上げ革を何色も輸出しております。そのお膝元で製品作りに励んでいる私たちガウディもそのメリットを最大限享受しどこよりも高品質なグレージング仕上げのカラーバリエーションを揃えております。

次にマット仕上げのカラーですが、最近では流行りの「ヒマラヤ」やマット仕上げに手を加えた2次加工仕上げの色など各ブランドそれぞれ独自色を開発するようになってきました。しかしながらその大半は染色工場任せのものが多いためにリピーターの方々の心を揺さぶるようなカラーになっていないのが現実かと思います。そこで私たちガウディでは関連会社堀内貿易の主力染色工場との直接コミニュケーションをとりながら、更に自分たち自身で手染め作業を取り入れるなど、リピーターの方々にもご満足頂けて尚且つ自分たちが理想とするカラーに仕上がるように手間を加えることで様々な工夫を行っています。それを実現できる環境にあるのも私たちガウディならではの強みなのです。

クロコダイル革を知り尽くした専門職人の技

誰しもが職人さんと聞くとミシンで縫製している姿を思い浮かべるかと思いますが、クロコダイル財布製作にとっては、クロコダイル革の加工が何よりも大切です。適切な部位を選定する「型入れ」からはじまり「裁断」そして「革漉き」は最終的な製品の良し悪しを決定してしまうほど重要な工程です。コスト削減のためにこれらの作業を疎かにしている製品があまりにも多いのが現実です。

そこで私たちガウディではクロコダイル革の魅力を最大限引き出した財布を作り上げるためにこの3つのステップに製品作りの重点を置いています。その取り組みの過程で最も必要不可欠なのが、長年クロコダイル財布を専門に手掛け、素材としてのクロコダイル革を知り尽くした専門職人の存在です。

私が関連会社「堀内貿易」でクロコダイル革の販売に携わっていた頃からのご縁でガウディブランド創設以来、クロコダイル財布の作り手として重要な役割りを担っています。 財布は見付、マチ、カード段などお財布のパーツにはそれぞれ機能があり、特に無双(内側もクロコダイル革)仕立ての場合は腑柄の見栄えだけではなく機能と部位の相性、長年使用による影響などを考えた部位選びが重要になるのです。

次にお財布をいかに軽く、スッキリと仕上げるかそれには耐久性を維持していることを前提とした漉きがポイントになります。クロコダイル財布専門職人としての長年の経験と勘に基づいた漉きは財布の良し悪しが決まる基礎となる大変重要な工程になります。

この工程を省いたり疎かにすると、外観の見栄えが悪くなるだけではなくクロコダイル革の風合いも損ね、型押しではないかと疑いたくなるような安価な製品に見えたりするものです。実はこの漉きにもお財布の使用部分に合わせた適切な漉き具合というものが存在し仕上がった製品からでは想像もできないような細かい技術が隠されています。まさにクロコダイル革を知り尽くしたプロでないと実現し得ない見事な職人技が随所に生かされているのです。

「経年変化」をより楽しむために

クロコダイル革製品は仕上がり時の完成度や高級感を味わうことと並んで使い込んでいくことによって起こる経年変化の醍醐味を欠かすことができません。ここでは経年変化をより楽しんで頂くために心がけて頂きたいポイントをお話しします。

まず大前提としてせっかくのクロコダイル財布を大切にする気持ちがとても重要です。

よくお客様から「クロコダイル革って丈夫なんですか?」と聞かれます。この場合の丈夫かどうかという意味が「多少乱暴に扱っても革が傷んだりしませんか?」
という意味を含んでいるのであれば答えは明らかにノーです。

クロコダイル革をはじめ高級素材ほど繊細でお使いになる人の人柄がよく形に現れるもの
大切にされている方の財布は状態もよく味わい深い経年変化が見て取れる。そうでない方の場合はそれなりに..........

クロコダイル革も人間の皮膚同様、真夏にクルマの中に放置するなど高温で風通しの悪い密閉された空間に長時間おいておくことで、自然に革が劣化しお財布そのものの型崩れが起き始めます。やむを得ず放置、保管されるような場合でも日陰で空気に触れさせることや定期的にお手入れすることが必要になります。まずは大切にする気持ちがあってはじめて、味わい深い経年変化をお楽しみ頂けるスタートラインに立てるのです。使用しながら自分ならではのお財布に育て上げていく楽しみを味わえることが、クロコダイル財布経年変化の最大の魅力です。

私たちガウディは購入頂いたすべてのお客様に対して適切な保管方法の説明や独自開発のクリームによるお手入れ方法の実演などを通じて理想的な経年変化をよりお楽しみ頂けるようにサポートさせて頂いております。

>>クロコダイル財布・上手な手入れの仕方

(3)本物のクロコダイル革財布の選び方・見きわめ方とは

【フェイクに近い本物】と【本物に近いフェイク】

ガウディでは、本物のクロコダイル革か否かを判定する「クロコダイル革製品鑑定サービス」を提供しています。そこに寄せられる商品で最近特に増えているのは、限りなく【フェイクに近い本物】と【本物に近いフェイク】です。

【フェイクに近い本物】は海外製によく見られ、革の鞣しや染色技術が著しく劣っているためビニールのような質感に感じられます。そもそも低等級の革に無数にある天然のキズを隠すために顔料を吹き付ける仕上げが施されていることで表面に変化が起きにくく、経年変化など望むべくもないような無機質な質感のものであったりします。

これと反対に【本物に近いフェイク】の場合は、型押しの技術や精度が年々向上してきているためにあたかも本物のクロコダイル革と見誤ってしまうほどです。

このように、インターネットで流行りの中古品売買を通して入手したものや他の人から譲り受けたものなどで人工的に作った型押しや本物のクロコダイル革かどうか疑わしいほど安価なものが、数多く流通しています。一方、名だたるスーパーブランドであっても価格ほど価値のない低品質のクロコダイル革を使用しているケースが数多く存在します。本物のクロコダイル革かどうか疑わしいほど安価なものや、ブランド価値だけで高額なものが混在しているのがクロコダイル財布市場の現実なのです。

本物かフェイクか即断が難しい状況において、良質なクロコダイル財布をお探しの方々に、その見きわめ方についてアドバイスさせて頂きたいと思います。

>>クロコダイル長財布の選び方

本物を見きわめるには実物を確かめること

前述した通り、型押し技術の進化や巧妙な仕上げもあって、例えば本物のクロコダイル革の証として代表的な「穿孔」でさえも上手く表現され、あたかも本物だと判断してしまうほど精巧なものが多く出回っています。それだけに写真などの見た目だけで本物かどうか見きわめるのは難しいと言わざるを得ません。よって、クロコダイル財布は実物をご自分で確認してからご購入されることをお薦めします。

私自身今までご来店されたお客様の話やお問い合わせなどを通じて「インターネットで見て安いから購入してみたけど何か想像していたイメージと違う」とか「自分の所有している他のクロコダイル製品と比べて質感が違うんだけど本当に本物?」など、クロコダイル財布に関するたくさんの感想や疑問の声を聞いてまいりました。それにお答えした経験から本物のクロコダイル財布をお求めになる際は、ネット上の写真や「本クロコダイル革」などという簡単な商品名からだけで判断するべきではない。本物だけが持つ質感と放たれているオーラを直に感じて頂く必要があるという考えに至りました。

また、クロコダイル財布を選ばれるにあたり、まずは対象となるブランドやメーカーがクロコダイルについてどのくらいの情報量を持ち、財布づくりにどのようなこだわりを持つているか調べることが大切です。その上でもし可能なら、実物が、イメージと大差のないか或いはイメージ以上の高級感や特別なオーラを感じることができるかご自分自身でお確かめになることをお薦めします。

本物にふれて“見きわめる眼”を養う場

クロコダイル財布一筋の私たちガウディは、常日頃から本店サロンに置いて言葉だけではお伝えできない魅力を理解して頂くために様々な工夫をしております。

本店サロンは日本一のクロコダイル革専門商社「堀内貿易」のお膝元にあり、製品に加工する前の革をマット、グレージング仕上げなど常時たくさんの色を展示しています。ご来店のお客様に本物の革や財布をご自分の目で見て手にとって触れて頂くことで、本物の質感をご自身で感じとって頂くことができます。

本店サロン定期的に開催している「くろこ塾」もガウディならではのイベントです。クロコダイル革の基礎知識や製品作りの一端を学んで、本当の価値をご理解頂くことで、本物を見きわめる目を養って頂いております。

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