— クロコダイルのブランドにどんなイメージを抱いていますか？

テレビショッピングや通販で、低価格代のクロコ財布は充満しています。クロコというと、トップブランド以外はどうしてもおばちゃん臭い、イメージが強かったのでした。華Chameleonのようなオシャレ新感覚のクロコブランドは、アラフォーの私にとってはありがたい存在です。そのうえ、バックにはクロコを30年以上携わってきたGAUDIEさんがいるため、クロコを選ぶ目は間違いなし。本当信頼性の高いブランドです。

— 第一印象はどうでしたか？

何と言ってもヒマラヤという革に一目惚れでしたね。読んで字の如く雪山のような真っ白の中、岩石をイメージする茶色がかかっています。クロコダイルの財布は何個か持っていますが、ヒマラヤは特別な仕上げだと聞きました。まるで絹のように、なめらかで不思議な感触は初めてです。 触った瞬間、所有したくなりました！

— 他社と比べてどこが気になりましたか？

何を隠そう、祖父母は呉服屋を経営していました。着物に興味は持っていなくはないのですが、時代のせいというか、どうしても疎遠になりがちです。昔から和装にはクロコが合うとされています。クロコと「和」との相性は良いでしょうね。麻の葉模様の上に、ポップな菊柄、和のイメージを保ちつつ、新しい感覚のデザインです。 「朧月」は雪山をイメージする暗めで落ち着いている色合いですが、全体感を損なわないよう、札入れの中、カード段の中、小銭入れの中だけがポップな和風柄になっています。スーパーで小銭入れを開けた瞬間、疲れた心を癒し、なごませてくれる「和」の世界に飛び込むような感覚です。日本人の私はやはり「和」が好きだなと再認識しました。

「朧月」はセンター取りになっていて、見事にヒマラヤで左右対称の色を綺麗に表現しています。しかも、外側はハギなしで一枚の革で出来ております。なんて贅沢な！ 分かる人にはわかる、自己満足とも言えるでしょうが、そこら辺の財布と一線を画しています。

— サプライズポイントは？

財布を綴るベロの作りにも驚きました。ベロのデザインは牛革の財布でも普通にありますが、華Chameleonの朧月は、なんと、クロコを細かく刻んで編んでいるのです。 あの硬いクロコを編めるの？とビックリしました。こんなに繊細な作業を行う職人さんの器用さに感心しちゃいますね。

— 使ってみて期待通りでしたか？

周りからの評判はとてもいいです。自慢のできる財布です！

ワニ革に対する拘りや、カメレオンを彷彿させる綺麗な牛革の色使い等。そして、一番感心したのは今回華Chameleonが独自で染めた和風柄の豚革です。クロコダイルの財布で、そこまで工夫するブランドはまず見たことがないんですね。オリジナルな柄により、華Chameleonの世界観が作り上げられたようです。

— 今後に期待することは？

今回購入させてもらった「朧月」は、飽きのこないベーシックな三つ折財布ベーシックなデザインだからこそ、 流行に左右されず、大切に扱っていけば長年使い続けられます。第２シリーズのテーマもとても気になります。これからの成長を楽しみにしています。頑張ってください。